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実はこのぬりものささきをご紹介下さったのは、江戸木箸の社長さんです。こちらのご夫婦とはもう随分と長いお付き合いだそうで、店主がお訪ねした時も心良く迎えて下さいました。
東京でも数少なくなった漆器の卸問屋さんです。
「今どきは正月にお重を使う人も少なくなり、だんだんと漆器の良さを伝えていきづらくなって来た」とおっしゃる佐々木さんです。漆studyを興じて下さいました。
■ 漆の豆知識
漆と採取の仕方は?
漆の採り方は、漆の木を植えてから10年程たち、直径10cm以上になると採取します。6月中旬から10月下旬にかけて、朝の4時頃から5日間ごとに傷を付け、1つの傷から一滴の漆をとり、何十本、何百本もの漆の木から採取して、終わったら全部、伐採してしまいます。つまり10年育った漆の木は1年で漆液がとられ、役目は終わる訳です。漆は大変貴重なものです。それだけ手間もかかるし、貴重なだけに漆器は高価なんですが、注意をはらって使用すれば長くご使用できます。
漆の色は?
飴色の半透明です。黒漆は鉄分を加えて作ります。朱漆や黄、緑、青などの色漆は、その色の顔料をまぜて作ります。しかし、ポスターカラーのようなカラフルな色は出せません。漆そのものが透明ではないので、白漆にしてもベージュに近い白色になります。又、漆は時間がたてばたつ程、乾燥し、硬化し、そして色が明るくでます。同じ朱漆で塗っても、乾燥して一日後の色と一ヵ月後、半年後の色では異なります。





