| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
常滑は平安の昔から古い歴史を持つやきものの土地である。
明治以降長いこと土管の町として有名だったが、時代の流とでも云うか、今はその陶器工場も衰退して、工場跡はレトロな雰囲気のギャラリーやおしゃれなカフェに様代わりし、陶窯の煉瓦の煙突だけが当時をしのぶ繁栄の足跡として残されている。
そんな常滑は今では急須の町として大きく華を咲かせています。そして新旧多くの作家達が集まり、各々の個性豊かな陶器にたくし、切磋琢磨しています。
小山乃文彦さんは粉引を中心に作陶して10年。「飽きのこない、使っている内に味わいが出てくる様なものを作陶したい。まだ同じものを作って納得したことがない」とおっしゃる小山さんですが、ご自身で見つけられた常滑の土を用いて、その探究心はシンプルで使いやすく、端正な小山さんの器にしっかりと表れています。粉引の白い色合いのやわらかさ、使いやすいフォルム、どんな料理でもおいしく引き立ててくれそうです。
店主が工房をお訪ねした時は休日。庭先でひとり息子の潮君と愛犬ランとたわむれながら眼鏡の中のまなざしはやさしさ一杯の父親の姿でした。それにしても陶芸にのぞむ姿勢は一意専心りっぱなものです。
陶歴
| 1967年 | 熊本県に生まれる |
|---|---|
| 1992年 | 常滑市立陶芸研究所修了 |
| 1996年 | 常滑にて独立、築窯 |











